さんふらわあで大阪から別府へ
現地滞在0泊3日の弾丸フェリー
を利用してみました。
夜に乗船して、
レストランでご飯を食べて
お風呂に入って
ベッドで寝て起きたら
現地に朝一に到着!
その日の夜にまた乗船して
寝て起きたら帰ってこられます!
現地には0泊ですが
時間を有効活用した観光が楽しめます!
予約したプラン
部屋の等級によって値段は変わりますが
今回はシングルを予約しました。
1人で利用できる個室では
最安値のプランですが、上から2番目の料金設定です。
それでも往復2万円足らずだったので
往復船代&宿泊費と考えれば安いものです。
基本的にはネットでも予約可能ですが、
亀の井バス乗り放題チケット付なのに
差額0円の弾丸フェリーのプランがあり、
こちらは電話予約のみでの受付でした。
料金は当日受付で現金払いのみとのこと。
少々面倒ですが、
フリーダイヤルで予約できますし
差額0円でバスのフリーチケットが付いてくるなら
こちらの方が断然お得ですよね!
別府の亀の井バス以外にも
関西エリアでもフリー切符付のプランがありました。
部屋は当日空きがあれば
差額を支払ってアップグレードできますが
週末は混みあっていて選択肢は少ないですね。
乗船当日@大阪ATC
大阪メトロ トレードセンター前駅から直結!
商業施設の中にあり、
レストランもたくさんありますが
受付の隣にはローソン、ダイソーがあり
旅の不足品も簡単に調達できます。
私もスマホの充電器を忘れて焦りましたが
ダイソーで事なきを得ました。
健康確認シートに記入して
検温をして
弾丸フェリーの代金を現金で支払いました。
(カウンターではカードも使えそうでしたが、このプランでも使えるのかは特に聞きませんでした。せっかく余分におろしてきた現金持ち歩くのもおっかないですし)
貰った物は往路の乗船券。
今回は往復「こばると」号です。
(あともう1つは「あいぼり」)


亀の井バスのフリー乗車券。
使用日を自分でスクラッチする緊張するタイプです。
なが~~~い廊下を渡り
フェリーがお目見えです。
係員さんにチケットを提示してもぎってもらい
いざ入船です。
入口すぐのカウンターで
部屋の鍵を貰いました。
シングル部屋は上った先にあります。
部屋(シングル)
いざ入室です。
正直圧迫感はありますが
約12時間だけですし
プライベート空間を確保できるなら
全然ありです。
窓はないですが
絵画で海を楽しめます(笑)
反対側はこんな感じ。
ベッドとクローゼットにハンガーが2本あります。
予備の毛布がありますが
出番はいらないほど快適な温度でした。
ベッドの幅は
普通のホテルでは狭めですが
フェリーにしては広めな印象です。
診察台かというほど狭い船も経験したことがあるので…。
ライト兼コンセントですが
幅が狭いので
先ほどダイソーで調達した充電器が入りませんでした。
物によっては注意した方がよいかもしれません。
洗面台にもコンセントがあったので
最悪の自体は免れましたが…
ベッドの上には
布団とシーツと
使い捨てスリッパ、ボディタオル、浴衣。
ボディタオルは持って帰ってもokなタイプです。
浴衣はさんふらわあマーク付きでかわいかったです。
スリッパもさんふらわあマーク付で
とてもふわふわで気に入りました。
洗面台があるのでありがたいですね~
コップと歯ブラシもあります。
びちゃびちゃになっても
翌朝にはつるっつるに乾いていました。
タオルもすぐに乾いたので
乾燥しているのかもしれません。
ハンドソープもあります。
コンセントがこちらにもあって助かりました…
水びちゃにならないように気をつけなければいけませんが…
洗面台横に靴ベラがあったのですが
行きは航行中にカチカチ音がうるさくて
床に置いてしまいました…
帰りは気にならなかったのですが。
デスク周りです。
テレビは地上波は海の上ではつながりにくかったですが
BSなら見れました。
あとは館内放送で映画の上映もありました。
各種案内やティッシュ、リセッシュまで!
部屋の匂いは全く気にならなかったですが
ありがたい存在ですね。
ゴミ箱、そして救命胴衣。
ホテルの一室のようでしたが
救命胴衣の存在で船だということを思い出します。
トイレ
トイレは共用になります。
部屋のすぐ近くにあったのでストレスはなかったです。
船は全体的に古いのですが
トイレは最新式でピカピカでした!
洗面台は朝一は混みあっていました。
自室に洗面台がない部屋の方が大多数なので…
ドライヤーもあります。
トイレはウォシュレット、あったかい便座、音姫付!
数も申し分なく、待つことは一切ありませんでした。
お風呂
大浴場まであります♪
洗い場は10個いかないぐらい、
浴槽は2つありました。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープがあります。
ロッカーは少し狭く、
夜は混みあっていましたが
まあなんとか、といった感じでした。
100円硬貨が必要で、
利用後は返却されるはずなのですが
私が使ったロッカーでは何故か返ってこなくて焦りました。
20回以上開け閉めしてようやく取り戻すことができました(^^;
ドライヤーは2台だけなので
混んでいるときはトイレのドライヤーを使うのがよいかもしれません。
往路の明石海峡大橋通過時と
日の出頃の2回行ってみました。
夜はロッカーは混んでいたのですが
お風呂場は貸し切りでした!
お風呂の窓のカーテンを少しめくって
明石海峡大橋を楽しめました。
朝はガラガラでした。
同じく窓のカーテンを少しめくって
日の出を楽しめました。
レストラン(スモールバイキング)
夕食だけ頂きました。
バイキングです。
スモールバイキングになっていて
少し値段が安くなっていました。
券売機でチケットを買います。
バイキング以外にも持ち帰りメニューもありました。
ビニール手袋を装着していざスタート。
栗とサツマイモの白和え
サーモンエスカペッシュ
ポテトサラダ
ぶりのお刺身まで!
大分名物のりゅうきゅうも作れます。
刺身を漬けタレにつけて
どんぶりにして、お出汁をかけると美味しいのだとか。
とり天やカキフライもありました。
ぶりの煮つけ、肉じゃが、焼売。
焼売はほかほかでした。
まだまだ続きます。
焼きそば
麻婆豆腐
ビーフステーキまで!
おでんもある!
お味噌汁
九州といえば鶏飯ですね。
ごはんとさんふらわあカレー。
このカレーがこのバイキングで一番美味しかったです!
お肉がごろごろでいいカレーでした。
サラダバーは
レタス、トマト、ブロッコリー、わかめ、コーン、ツナでした。
デザートもあります!
フルーツもたくさん山盛りです。
アイスもあります。
バニラと柿のジェラートです。
以上!
こんなに種類が多いのに
スモールバイキングとして安くなっているなら
永遠にこれでいいです!
ドリンクバーもありますよ。


お酒は有料で販売されています。


あとはこちらの他に
生ビールサーバー500円がありました。
アサヒとサッポロの2種類ありました。
店内は広いですが
タイミングによっては待たねばならないかもしれません。
仕事終わりでとにかくお腹がすいていたので
入船後すぐに入店し、
出航の様子も見届けなかったので
待ち時間は0でした。
売店
食べ物、飲み物、アルコール
アメニティやお土産まで
良心価格での販売でした。
ソフトドリンクなど。
コンビニ価格だったので
わざわざ船の外から調達する必要がありません。
お酒もコンビニ価格でした。
檸檬堂が大人気で
私が買った時はラスト1本でした。
サワー系は全て170円だったのですが
コンビニだと檸檬堂は高いから
割安感があるからかなと推測。
おつまみもあります。
(ちいかわのくりまんじゅうを使っているところがセンス高い)
アメニティも法外な価格ではなく
安く売っていたので
忘れ物をしても安心ですね。
お菓子もあるし
アイスもたくさんありました。
あとは九州や関西のお土産が多数ありました。



こちらも外で買う値段と
変わりなかったような印象です。
さんふらわあオリジナルグッズも多数ありました。
自販機
売店の営業時間外でも安心のラインナップです。



アイスにカップラーメンにアルコール。
少し高めかな?
ソフトドリンクも船内のどこにでもたくさんありました。
価格も売店と同じ設定でした。
カップドリンクもありました。
(ついでにゲーム台も)
値段も通常価格です。
レンジも船内のいろんな場所にあったので
乗船前に買ってきた食べ物も温められます。
デッキ
出航は大阪も別府も夜景がきれいでした~
この季節はもう外に出てると寒くて長居できませんね…
その他船内設備
ロビー
ソファやベンチもたくさんありました。
窓があるエリアは大人気でした。
壁側の席にはコンセントもあります。
何かにあやかっていそうな
八幡竃門神社がありました。
ゲーセン


景品は鬼滅だらけでした~
電波
部屋は電波がすぐになくなりました。
窓際の席だと3Gだったら掴めるかもしれません。
Wi-Fiもあるのですが
とっても微弱なので戦力にはなりません。
船旅では船内と景色を楽しんだ後は大人しく寝ましょう。
朝も早いことですし。
ラス一の檸檬堂を楽しみました。
アレが大人気だったので
缶が1本しかありませんでしたが
揺れチェックをして遊んでいました。*1
安定の瀬戸内航路、揺れは全くありません。
(静止画だと何も伝わりませんね)
寝れる?
揺れはほぼなく、酔うことはなさそうです。
音は外のドアの開け閉めや会話は丸聞こえですが
夜は静かになります。
両隣の壁はそんなに厚くはないので
大きなくしゃみは聞こえると思うのですが
両隣ともシングル部屋なので
会話が聞こえることはないかと思っていたのですが
なぜか復路で夜寝る前に
明らかに隣の部屋から
何人かの子どもの遊び声がキャッキャと聞こえてきて
ちょっとうるさかったです。。
(おばけじゃないよな?笑)
到着@別府
寝て起きたらもう別府に着いてしまいます。
到着の30分前ぐらいに
部屋の鍵の返却が必要でした。
鍵の返却後も部屋に滞在はできるのですが
ちょっと面倒ですね。
別府では到着時は階段を降りねばなりませんでした。
さて、ターミナルで荷物を預けます。
コインロッカーは
ターミナル1階、
エスカレーターを降りた場所の裏側にありました。
台数はこれだけなので
降りた直後に直行で向かわないと
なくなってしまうかもしれません。
結構混みあっていました。
値段は300円と500円の2種類です。
朝日が眩しいターミナルです。
さんふらわあも朝日に照らされて輝いていましたが
ロッカーに直行していたら撮影する暇がありませんでした。
別府駅行きのバスは
ターミナルを出てすぐ、
船が到着してすぐに出発していました。
私は反対側の鉄輪温泉方面に向かいます。
ターミナルから道を渡って対岸にひっそりとありました。
復路出発@別府港
別府での1日観光を楽しみました。
帰路につくため別府港に戻ってきました。
こちらでも健康チェックシートと検温をします。
復路のチケットを頂きました。
代金は大阪で支払い済みです。
1階の座席は賑わっていましたが
2階はガラガラで穴場でした。
乗船口も2階からなので合理的です。


売店でお土産や飲み物食べ物も売っていました。
飲み物食べ物類は船内と同じ価格でした。
お土産は船内より種類が豊富でした。
写真撮影パネルがあったり
ちょっとしたゲームコーナーがあったり
歴代さんふらわあの模型がありました。
2階の展示コーナーは
誰にも気づかれずひっそりとしていました。
ようこそ別府へという文字が哀愁を漂わせます。
(今から帰るけどね)
出航前にデッキから花火を見ることができました!
船内放送で案内していたのですが
何のイベントなのかはわからず…
まとめ
ホテルのように
食べて入浴して寝て起きたら
朝一番には現地に到着できていて
1日たっぷり観光できて
フェリーって最高の交通機関ですよね!
今回乗ったこばるとは
2022~23年に新造船に置き換わって
引退する予定なのですが
新しくなったらまた乗ってみたいですね!
現地滞在記
***
別府でホテルを探すなら
***
その他フェリー体験記
*1:某フェリー系関西弁のおじさまYoutuberさんをリスペクトして