クレジットカードに年会費を払うなんて!と考えていた私が
プライオリティパスを手に入れて
世界各国のラウンジに入り浸り
早半年になりました。
半年間、各地で使いまくって気づいたことは
プライオリティパスを活かすことができる人は限られているのでは?
ということでした。
そうでない人は使うタイミングがなく、損してしまいそうです。
年会費1万円を払ってでも
得する人はどんな条件なのか考察をします。
元を取るためにはどれだけ利用すればよいのでしょうか。
元を取る回数
年会費1万円を回収する場合
ラウンジの利用料が
1回約3,000円(※)と仮定すると
4回利用すれば元が取れる計算になります。
(※)楽天カードでの同伴者料金が3,000円+税で設定されているため。
尚、他会社では金額が異なります。
日本の設置空港は限られている
プライオリティパス対象のラウンジがある日本の空港は
成田、関西、中部、福岡のみです。
この時点で利用者の幅がかなり狭まりますね。
盲点なのが
羽田は対象外ということです。
成田を主力として利用する関東の人は比較的レアなのではないでしょうか(^^;
同様に、関空が最寄という人は
関西の中ではレアな部類になりますが、
国際線を利用しようとなると
関西、加えて関西近郊の人は
必ず関空を利用することになるので
まだ、関東在住者より出番が多いかと思われます。
※国内経由便を利用しない限り
各空港解説
国内線でも利用できる空港
こちらの空港が主力な方は
国内・海外問わず、年2回以上利用すれば
元が取れます。
ただし成田は価格相応分の価値はあるか?という印象で
関空は条件付きです。
成田空港
IASS Executive Lounge
TEIラウンジ
IASSではアルコール1缶無料ですが
内容はカードラウンジと同等レベルで
正直3,000円の価値があるかといえば疑問なところです(^^;
福岡のカードラウンジと似ている印象です。
TEIラウンジは
IASSからアルコールを抜いた感じの
カードラウンジレベルです。
あともう一つは
国際線のみで利用可能な
KALラウンジがあります。
アルコールは飲み放題ですが
食べ物はおにぎり・パン・カップ麺のみの既製品ばかりで
航空会社レベルのラウンジを期待するとがっかりレベルです。
関西空港◎
ぼてぢゅう
KALラウンジ
関空は国内線でも充実の内容で
特にぼてぢゅうは
他の空港を見てもお得度が高いことで有名です(^^)
ただし、
どちらにも共通して言える注意点としては
混雑時は利用できないことが多かったり、所要時間がかなりかかること
土日や大型連休のみ、かつ限られた時間内でしか利用機会のない人は
ラウンジにありつけない可能性が非常に高くなります。
加えて、
ピーチを利用する人(第2ターミナル出発)は
利用にマストな搭乗券をゲットするのが
無理ゲーに設定されているので要注意です。
国際線のみ利用可能な空港
こちらの空港が主力な方は
海外旅行を年2回以上予定しなければ
元が取れません。
中部空港◎
・KALラウンジ
・スターアライアンスラウンジ
・セントレアグローバルラウンジ
スターアライアンスラウンジが使えるのは
かなりのアドバンテージですね!
関西に住んでいると中部を利用する機会が皆無なので羨ましい限りです。
福岡空港
KALラウンジのみ
他の空港のKALラウンジと同様、
アルコールは飲み放題ですが
食べ物はおにぎり・パン・カップ麺のみの既製品ばかりで
航空会社レベルのラウンジを期待するとがっかりレベルです。
ですが、成田のKALラウンジ以外のラウンジよりは遥かに価値はあります(笑)
海外経由便を使う人◎
航空料金を少しでも節約すべく、
もしくは修行のために?
直行便ではなく、
海外経由便を利用する機会の多い方は
立ち寄る空港の数が増えて
尚且つ、乗り継ぎの暇潰しもできて
非常にお得でおすすめします。
日本の設置空港に恵まれなかった方でも
海外経由便を年2回以上利用すれば
元はもちろん取れる上に、
プライオリティパスの利点を最大限に発揮できます。
一人旅の多い人◎
こちらが私としては注目していない盲点でした。
ラウンジによっては
同伴○人まで無料の所がありますが
パス保有者本人のみの場合が大半です。
よって、連れもプライオリティパスを持っていないと
自分のプライオリティパスの出番がありません(^^;
グループ旅行でプライオリティパスを使いたければ
①プライオリティパスを宣教して仲間を増やす
②自分1人だけラウンジに行く
②なんかやろうものなら、友情・愛情に亀裂が入るかもしれませんね゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
まとめ
国内では関空が最強、
中部で国際線をヘビロテしている方も
プライオリティパスを手に入れる価値はありそうです。
筆者自身は
今年は海外経由便を多く利用したので
プライオリティパスに非常に助けられました。
また、関空拠点ということが非常にアドバンテージとなりました。
更に、航空券の価格の安い閑散時間帯ばかり利用していたのも◎でした。
図らずもプライオリティパスを最大限に発揮する条件が全て揃っていたと自負しています。
魅力的なプライオリティパスですが
近年は保有者が急増していることもあり
国内での利用は入念に計画しないとありつけないことが多くなりました。
ご自身の年間の旅行予定と比べ合わせて
プライオリティパスを申し込むか申し込まないか判断して
世界各国のラウンジを楽しみましょう♪