アラサー無職、NY一人旅に行く

旅行記とニートの手引き、再就職への道

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面接で家族構成聞いて何の判断をするのだろう

兄弟の有無を聞いて

何を判断しているの?

 

企業規模に関わらず、

官民問わず、

9割以上の面接で聞かれました。

 

 

 

中途採用で再就職ほやほやのアラサー女です。

そこそこの数の面接を受けてきました。

 

そこで感じたことは

家族構成を聞いてくる会社が多いな^^;

ということでした。

 

前述の通り、

企業の大きい小さい関係なく、

民間かそうでないか問わず、

ほぼ全ての面接で聞かれました。

振り返ってみると

聞かれなかった面接は

2か月の活動期間中、わずか2社しかありません。

 

聞かれてやましいことは一切ないので明瞭に答えてきましたが

転職活動を終えた後でも

家族構成を聞く意味は何だったのだろうか

と考え、結論が出せないままでいました。

 

…だったのですが、

聞かれた会社に入社してしばらく経って

質問の意図が判明しました。

 

 

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面接NG項目

厚生労働省

公正な採用選考の基本として

配慮すべき事項(=すなわち問うのはやめておけよということ)を下記のように定めています。

次のaやbのような適性と能力に関係がない事項を応募用紙等に記載させたり面接で尋ねて把握することや、cを実施することは、就職差別につながるおそれがあります。

<a.本人に責任のない事項の把握>
・本籍・出生地に関すること (注:「戸籍謄(抄)本」や本籍が記載された「住民票(写し)」を提出させることはこれに該当します)

・家族に関すること(職業、続柄、健康、病歴、地位、学歴、収入、資産など)(注:家族の仕事の有無・職種・勤務先などや家族構成はこれに該当します)

・住宅状況に関すること(間取り、部屋数、住宅の種類、近郊の施設など)

・生活環境・家庭環境などに関すること

<b.本来自由であるべき事項(思想信条にかかわること)の把握>
・宗教に関すること

・支持政党に関すること

・人生観、生活信条に関すること

・尊敬する人物に関すること

・思想に関すること

労働組合に関する情報(加入状況や活動歴など)、学生運動など社会運動に関すること

・購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること

<c.採用選考の方法>
・身元調査などの実施 (注:「現住所の略図」は生活環境などを把握したり身元調査につながる可能性があります)

・合理的・客観的に必要性が認められない採用選考時の健康診断の実施

https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm

 

がっつり「家族構成も該当する」と言及されています。

 

どのように聞かれるか

企業規模問わず、

民間かそうでないかも問わず、

聞いてくるパターンは全て下記の流れでした。

おもしろいほどに。

 

面接官「今のお住まいはご実家ですか?」←わかる

わたし「そうです」

面接官「お父さんとお母さんと一緒に?」←厳密に言うとアウトだが、まあ話の流れでギリセーフとしよう

わたし「そうです」

面接官「兄弟はいますか?」←いるか?この情報?

わたし「妹が1人います」

 

面接官「それでは次の質問へ…」

 

兄弟の有無を答えたところで

それ以上話が広がることは皆無だったし

何のために聞いているんですかね?

 

実家暮らし→両親と一緒に住んでいるのか?

はまあ、話の流れとしてわからなくもないが、

兄弟聞いて何を判断している?

その後に繋がる話題など皆無だろうに。

これ、普通の会話じゃなくて面接だからね?

今後の職がかかっている大事な場なんだからね?

 

それともあれですか、

1番上の子だと1ポイント加算!だとか

末っ子・一人っ子だと減点!だとか

やってるんですか?

 

A型だから几帳面だからヨシ!

O型は大雑把だからアウト!

みたいなぐらいにあてにならんからね。

 

面接を受ける側として感じたこと

家族構成を答えることに関して

一切やましいことはありません。

 

ですが、世間の認識として

「家族に関することは聞くな」

と言われているのにも関わらず

それでも聞いてくる会社は

「常識知らず?」

コンプライアンスのコの字もわからないような会社?」

といったように印象は爆下がりです。

自ら評価を下げにいくスタイルです。

そこまでして得るべき情報なのか?と感じるのです。

 

何度も言うようですが

実家暮らし→両親がいて?という話の流れは

まだ理解できるものの、

兄弟の有無まで聞いてどうする?

受験者として利用用途に全く見当がつきません。

 

企業は何を判断しているのか

そのような犠牲を払ってでも

何の判断材料としているのか?

 

特に意味はなく雑談程度と言ってしまえばそれまでですが…

 

採用候補者の家庭環境が

変ではないか、ぶっ飛んでいないか、一般的な生い立ちなのか

それを判断しているのだとは思いますが

採用を見送りたいぶっ飛んだ人材は

家族構成を聞く前に大概アウトな気がするのですが…

 

本人の素質は完璧だけど生い立ちに疑問あり

みたいな人材に出会う確率はいかほどかと思いますし

それを面接中の短い時間に見抜けるかについても首をかしげます。

 

採用経験者の方がお読みになっていたらご教示ください。

 

聞かれなかった2社

面接官が30代以下の若い女性の2社のみでした。

他の聞いてきた会社の面接官は全員50代前後のおっちゃん。

 

うーんこの。

 

まあサンプル数が極度に少ないため、断言はできません。

 

まとめ

おっさんがダメなのではないか疑惑

 

 

その後

※2020年10月18日追記

 

家族構成を面接でがっつり聞かれた会社に入社して約10か月、

なぜこんなことを聞くのか理由が判明しました。

 

家族手当に関係してくるから聞いているのだとか。

ただデリケートな内容になるので

採用に前向きな人材のみに聞いているのだとか。

(=不採用の面接者には聞かないそうです)

 

ということは、

面接で家族構成を聞かれると合格フラグなのか?と思いましたが

聞かれた面接でも私は何社も落ちているので一概には言えなさそうです。。。

 

 

前述の通り厚生労働省が「家族構成を聞くのはやめておけよ」と定めている以上、

さりげなく聞くようにという指令が出ているようです。

兄弟の有無を聞いて雑談感を演出し、ぼやかしていたのかなと今となって思うわけです。

 

 

 

***

 

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