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成田の湯楽城*コロナで大苦戦中、インバウンド向けなスーパー銭湯

 

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成田空港の近くにある

ラディソン成田に宿泊しました。

 

このホテルの敷地内にある

湯楽城というスーパー銭湯の入場券がセットになっていたので行ってみました。

 

コロナ禍で海外からの客が激減し、大苦戦しているこの施設。

月曜から夜ふかしに出ていたり、

「gotoキャンペーンの明暗」の「暗」として紹介されていたり…

消えたインバウンド…4連休最終日 観光地“明暗”(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

華美すぎる外観を面白おかしく紹介されていることが多いこの施設ですが

実際に行ってみて

「こりゃインバウンド戻らない限りは寿命が短いな」

と日本人として感じてしまった残念なスーパー銭湯でした(^^;

 

この施設のネガキャンをするわけではないのですが

わざわざ訪問してみてがっかりする日本人を1人でも減らすべく

期待ハードルを下げるため記事です。

 

 

 

 

 

 

とにかく派手

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でかでかとしたエントランスでは

1時間に1回ほど噴水ショーが行われます。

 

音楽と光とでかでかとした噴水に出迎えられましたが

実は全然噴水ショーの時間ではなかったということが後々わかりました(笑)

本番の噴水ショーは一体どんなんなんだ…

 

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玄関には豪華なシャンデリアがあります。

 

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海外のホテルのロビーのような感じでした。

 

このようなロビーにあるでフロントで受付し、

タオルと岩盤浴用になる?館内浴衣?を頂き

フロント裏手にある更衣室で岩盤浴用の?浴衣に着替えました。

この?については後ほど解説

 

お風呂や休憩スペースでは

私服ではなく浴衣が必須なんだとか?

 

フロント後ろに岩盤浴用ではない浴衣のレンタルカウンターもあったのですが面倒だったのでパス。

 

浴衣に着替えて出ようとすると

暗い夜空チックで足元に水が流れる細道を歩き

ようやくこの施設の本髄にたどり着きます。

 

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江戸風の街並みの天井に流れるプロジェクションマッピング

流れる内容は和風の内容ではなく

中華な内容から中東チックなものが大半で

海外のカジノで流れているような感じ(?)

 

この奥にようやくお風呂があります。

 

 

和風で推したいけれども溢れ出る海外チックは

例えるならば海外で見かける日本推しの施設のような、

ワイキキショッピングプラザのワイキキ横丁だとか

アラモアナショッピングセンター内の日本チックなフードコートのような

海外旅行中に海外に疲れて日本に戻りたいと感じた時に辿り着くオアシスのような存在。

海外で感じるジャパニーズ感が忠実に再現されています。

そんな一癖ある海外気分を味わいたい方には大変おすすめです。

でもここ日本ですからね。日本でこの空気感を再現できたのは天才かもしれない。

 

多くのメディアでは

このフロントの洋風チックな豪華さと

中の和風とプロジェクションマッピングの内容の違和感を

面白おかしく紹介されることが多いですが

実際に日本人が利用してみて

スーパー銭湯としては致命的に残念だったので

あまり触れられていない感想をレポートしていきたいと思います。

 

残念ポイント

なぜ更衣室を2つ経由しなければならないのか

先ほども触れた通り

フロント裏手の更衣室で一度浴衣に着替え

和風な街並みを通り抜けてお風呂に辿り着き

そこでももちろん更衣室があり、浴衣を脱ぐわけですが…

 

1回目の更衣室の意味よ。

風呂入る前に何で1回着替えないといけないのか。面倒くさい。

 

恐らく江戸の街並みに洋服姿の人間を入れたくないという戦略があるのかと思いますが

お風呂に入る前に一度着替えが必要なのは本当に面倒くさい。

 

1回目の更衣室を抜ける時の水の小道の意味

先ほども触れた通り

フロント裏手の更衣室を抜ける際に

暗くて夜空チックで足元に水が流れる細道を歩くのですが。

 

せっかく着替えた浴衣の足元、

びちゃびちゃになる人多数いましたからね。

日本人でこれですから、浴衣に慣れていない外国人は瞬殺ですよ。

 

しかも水の温度、冷たかったからね。

足湯じゃねーのかよと。

 

水の道抜けたところで足を拭くタオルは大量に用意されているわけですが

足拭き渋滞発生していたからね。

 

きっと江戸の街並みに入る前に

暗くて細くて夜空が瞬く空間を通らせることで

非日常感を演出しようという作戦であろうが

面倒くさいこと極まりない。

 

施設の豪華さの割に備え付けのシャンプーしょぼすぎ問題

ここまで豪華な外観・内観だったもの

きっと本業の風呂も豪華なのよね

と思いきや、備え付けのシャンプー・ボディソープは見たことない安そうな物でした。

ブランドはライオンではあったものの、見たことない安い黄色いボトル…

しかも今どきリンスインシャンプーかよ。

 

普通のスーパー銭湯であれば

備え付けのアメニティの質に文句をつけることはないのですが

豪華な外観・内観で自然とハードルが高くなっていた最中のこの落としどころよ。

 

女湯はこんな状況だったのですが

連れの男湯はシャンプーとコンディショナーは別だったし、炭のやつだったとか。

何で女湯だけ安いやつ使うねんな。

 

施設の豪華さの割にお風呂はそこまででもない

ここまで豪華な外観・内観だったもの

きっと本業の風呂も豪華なのよね

と思いきや、

…まあーこんなもんかという感想です。

内湯2~3種類と露天風呂2種類です。

たくさん楽しむつもりでしたがあっさりと終わってしまってがっかり。

 

岩盤浴に入ると着る服がなくなる問題

1回目の更衣室で私服を置いてきて

2回目の更衣室内に岩盤浴がありました。

 

岩盤浴も料金内に含まれていてこれは嬉しいポイントなのですが

今この2回目の更衣室で着ている浴衣で岩盤浴に入り

汗で濡れた浴衣をこの更衣室内で脱ぎ捨てると

あれ?次に着ていく服がねーなという問題。

 

フロントで面倒でパスしてしまった浴衣のレンタルカウンターで借りなければいけなかった模様?

ちゃんと説明聞いとけよというこちらの落ち度ですが

もっと強く案内してよ~というか立ち寄り必須な動線にしておいてよ~

 

ということで岩盤浴に入りそびれました。

 

1回目の更衣室に戻るルート

フロント→1回目の更衣室→水の流れる暗い道→江戸→2回目の更衣室→風呂

という流れでやってきました。

当然戻るためにはこのルートを逆走するのかと思いきや

水の暗い道は逆走できない造り*1です。

1回目の更衣室に戻るには

風呂→2回目の更衣室→江戸→裏道(?)(new!!)→フロント→1回目の更衣室

という形で何故かフロントを経由しないと辿り着けない仕様となっていました。

裏道には高そうな絵のギャラリーがあったよ、見なかったけど。

 

不便だな。

というかそもそも「1回目の更衣室」という存在が不便だな。

 

感想

ここはスーパー銭湯ではなく、豪華な内観・外観を楽しむ施設である。

おまけにお風呂があるぐらいです。

もっとお風呂や食事も楽しみたかったですが、なんかもういいやという感じでした(笑)

 

日本国内でこの「海外で遭遇したジャパニーズ感」を再現できたのは天才的だと思います。

そんな斜め上からの海外気分を味わいたい方にはおすすめの施設です。

 

残念ながらインバウンド客が戻らない限り、日本人相手には厳しいでしょうね。

 

今ならガラガラで人口密度も少なく、コロナの不安もなく快適に楽しめます。

動線の不便さはありますが

 

利用料金

岩盤浴利用可、館内着、タオル付で

大人平日2530円、土日祝2860円が

10月31日までキャンペーン価格の1400円!

 

…通常期こんな値段高かったんだ(白目)

1400円なら利用する価値はまだありそうです。

 

***

 

敷地内のホテル*2の予約はこちらから

ラディソン成田

 

ny-bocchi-trip.hatenablog.com

 

*1:逆走できたのかもしれませんがよくわからなかった、何故ならよくわからない施設だったからである

*2:こちらはふざけていないですよ!というかこの湯楽城もふざけていないはずなんですが!